２年生の子どもたちの詩です。

めだか
めだかをバケツから
金魚ばちにうつしました。
よこから見ると、
大きく見えた
いもうとが、
「金魚になった」
と言いました。
ママとわたしは、
「アハハ」
とわらいました。
めだかにエサをあげました。
いっぱいたべていました。




くびをしめられた
おふろで
おねえちゃんに
くびをしめられた。
おねえちゃんは、
がっきゅういいんなのに、
わたしだけには、
わるいことをする。




ザリガニかえった
「バタバタ」
ザリガニつかまえた。
じめんにおくと
ひっくりかえった。
少しあばれた。
あみでひきずってみた。
おちて
「タッタッター」と
いそいで川へ
「チャポン」
ちょっと
かわいそうだったかな。




めだかがいてた
「パチャパチャ」と
めだかがいてた。
かわいくておいかけたら、
はやかった。
ぼくはめだかにまけた。
くやしかった。
でも、めだかはすごいなぁ。
こんどいてたらまけないぞ。




どっちなの
「バシッ」
いもうとが
わたしの頭をたたいた。
「おねえちゃんきらい、ママすき」
でも、いもうとが
ママにおこられたときは、
「おねえちゃんすき」
と言います。
『いったい、どっちがすきなの』




ママとケンカした
ママとケンカした。
わたしがわるくて、ケンカになった。
わたしは、いじっぱりやから、
なかなかあやまれなくて、
なんじかんもたってあやまった。
ママにいつも、
「いじっぱりはかわいないで！」
っていわれる。
ほんまやな〜
ママごめんね。




「あつい」
「ああ、あつい」
おちゃがすこししかない。
太ようがギラギラてりつけてるというのに。
『そうだ、すいとうを二コもってくればよかった』
『でも、すいとう二コもないから、
　もう一コはペットボトルにしよう』
そう思った。
そして、すいとうのなかみのおちゃをぜんぶのんだら、
ハァーと言った。
「早くいえにかえろう」
いえにかえると、おちゃをゴクゴクのんだ。
「ああ、あつかった。プハー」




「火せい」
『あれかなぁ』
火せいを見た。
でも、
わたしのそうぞうとちがった。
まるくて、
赤く、
ほうせんかみたいに
キラキラとかがやいていると思ったのに、
ただ光ってるだけだった。
『もし、火せい人がきたらどうしよう』
すこし会ってみたいなぁ。




「おはかまいり」
あつかった。
ひいばあちゃん
ひいじいちゃんのおはかだ
水をあげた
花もあげた
せんこうもあげた
よろこんでくれたかな
またくるね




かれはぱらぱら
「ぱらぱら」
かれはがおちてきた。
『わぁ〜』
イチョウもおちてきて、
みとれてたらじかんがどんどんたってて、
『いそいでかえらなくっちゃ』
わたしは、
はしってかえろうとしたけど、
と中でともだちとあって、
いっしょにかえりました。




おばあちゃんの家におとまり
ぼくがねたら
おとうとがよってきて
ぼくをけってきた。
ぼくはせっかくねたのに、
おこされた。
目をさましてしまった。
トイレがしたくなった。
いってまたねたら
おとうとがけんにきた。
『今日は、ねれないな〜』
と、思った。




はっぱが黄や赤になる
あきになってくると
だんだんはっぱの色が
黄や赤になってくる。
そして、山が茶色に見える。




おじいちゃんがなくなりました。
２４日におじいちゃんがなくなりました。
おじいちゃんは、いつもパイプたばこをすっていました。
とってもいいにおいのするたばこでした。
ぼくは、おじいちゃんとよくあそびました。
とてもおもしろかったのに、
もうあそべないなんて、
とてもかなしいです。
おじいちゃん、天国でパイプたばこをいっぱいすってね。




おはかまいり
土曜日におはかまいりに行った。
みなべまで高そく道ろがのびたから少し早くついた。
高野寺におはかがいっぱいあった。
おじいちゃんのおはかまでバケツに水をいれてもって行った。
おがみながらこう言った。
『こんにちは、わたしはげんきです。じゃあね』って。




ポケモンではんなきした。
ポケモンがはじまってから、
ちょっとみてたら、
おばあちゃんがしんぶんをみて、
なにかにかえられました。
おばあちゃんに
「なんでぇかえるんよ」
っていったら、
「いつもみたいやつみてるやん」
っていわれました。
そして、はらたってきて、
もんくをいいたくなりました。
そして、ふとんのなかにはいって、
ちょっとないてしまいました。
あたまのなかでもんくをいいました。
そして、おばあちゃんのみたいやつがおわって、
コマーシャルになって、
おばあちゃんに、
「コマーシャルになってるときにみせて」
っていったら、
おばあちゃんが、
「いいよ」
っていったときだけ
『やさしいな』
っておもいました。




かぜで休んだ日に本をいっぱいよんだよ。
ベットで、
フランダースの犬という本をよみました。
いい本だったので、
本のなかにすいこまれそうになりました。
ちょっとなみだがでたり、
ほっとしたりして、
すごくかんどうしました。
よみおわると、
外から妹の声がして、
『わたしも外へはやく元気にいきたいな』
と思いました。
だから、本をいっぱいよんで、
いっぱいねて、
明日はかぜがなおるといいな。




春を見つけた
うんどう場で木にさいている花を見つけた。
『う〜ん、あれはさくらかな？うめかな？』
先生がさくらかなといってくれた。
『そうかな？ぼくはうめだと思うんだけど』
『まあいいや、でも春を一こ見つけたぞ』




つよかった
「ヒュウ〜」
わたしは、
ともだちとバトミントンをしていました。
すると風がふいてきて
はねをとばしてしまいました。
でも、ぎりぎりでした。
ともだちが、
「風のバカ〜」
と言ったからかな、
風が強くなってきた。
次にわたしが、
「風のいじわる〜」
と言いました。
そしたら、また風が強くなりました。
そして、家の中に入ってあそびました。




やすんであたまがいたかった
学校をやすんだら、
あたまがいたくてあるけなかった。
それで、
いもうととおとうとはちゅうしゃをして、
おとうとだけないて、
いもうとはなきませんでした。
あかちゃんもなきませんでした。




おふろ
『フー、おふろは気もちいいなぁー』
そのとき、いもうとが入ってきた。
水をかけにきた。
水のかけあいっこになった。
「いもうとが、おねえちゃんきら〜い」
『せっかくのおふろがだいなし」
と思った。